東京の注文住宅の相場

この記事を読んでくださっている方の中には「東京に夢のマイホームを建てたい!」と強く思っていらっしゃる方が多いと思います。

しかし東京に家を建てる、しかも注文住宅となると費用の面がかなり心配になってしまうのではないでしょうか。 そこで本記事では、東京で注文住宅を建てる際の費用相場や、注文住宅を東京で建てると全国に比べてなぜ高いのか、について解説します。

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この記事の監修した住宅専門家

東京組 大森大森 善之(Yoshiki Omori)
宅地建物取引士

明和不動産、東急リバブルをへて、東京組勤務。住宅業界20年以上の専門家。城南エリアに精通し、お客様の生活シーンからフィットした土地や間取りを提案する。麻雀とサッカーを愛する営業マン。

東京の注文住宅の相場  

東京で注文住宅を建てるとなると、やはりそれ相応の資金が必要となります。 
実際いくら位かかるものなのか、土地代や建築費など細かい項目ごとに見ていきましょう。 

土地付き注文住宅の購入費用相場は全国でダントツ1位 

注文住宅を購入する際の費用は、家を建てるエリアや広さなどによっても大きく異なりますが、まずは目安として住宅金融支援機構による「フラット35利用者調査2021年度」をチェックしてみましょう。 

調査票によると、首都圏で土地付き注文住宅を購入した人の平均購入額は5,133万円、全国平均は4,455万円となっています

あくまでも首都圏と一括りにした時の平均費用なので、東京に限定すればこれと同等、あるいはこれ以上に資金が必要になることが想像していただけると思います。 

まずは東京の土地代を知ることから 

先に紹介した土地付き注文住宅の平均購入額からも分かるように、東京の土地の値段は全国的に見ても高くなっています。 

東京都財務局が発表している「令和3年地価公示 区市町村別用途別平均価格表」によると、平米単価で都内で最も高いのが千代田区の2,762,900円、さらに港区2,029,000円、渋谷区1,306,000円と続きます。 

あくまでこちらは国が調査する公示価格であり、実際の取引価格とは異なりますが、それでも東京都中心部の土地が高いことは把握できるかと思います。

東京組が多く施工するエリア

住宅エリア坪単価平米単価
世田谷区276万円84万円
目黒区385万円117万円
品川区385万円117万円
渋谷区625万円189万円
文京区469万円142万円
大田区
249万円75万円
2023年4月時点調べ

2023年現在、例えば世田谷区に50坪の土地を購入するとなるとそれだけで1-1.5億円近くが必要になる場合が多いです。しかし、これはあくまでも中心部で土地を購入場合の話。 郊外であれば半額、あるいはそれ以下で土地を購入することができるエリアが沢山あります。 

このように、土地の価格は毎年公表されているので、土地探しから始める場合は目安にするといいでしょう。

あまり広い土地がない  

家を建てる際、駐車場や庭のことを考えると、やはり土地の広さが非常に重要です。 しかし、東京では1つの住宅あたりの敷地面積が平均的に見ても非常に狭く、全国平均と比べると半分以下と言われています。 そのため、東京では中心部に行くほど3階建ての家をよく見かけるのにも納得していただけるでしょう。 

そのため、狭い土地に対して、どういう住環境をしっかり当てはめる提案力が必要になります。ハウスメーカーは綺麗な土地に決まった提案をいれることに優れており、注文住宅は多様なタイプの土地に対して個別提案をしていくスタイルにあっています。

実際の建築費はいくら?  

先に引用した「フラット35利用者調査2021年度」によると、土地を含まない注文住宅、つまり住宅の建設費は首都圏が3,808万円、全国が3,534万円となっています。 

土地付き注文住宅における首都圏と全国平均の差と比べると、そこまで大きな差は内容に見えますが、やはり300万円ほど首都圏の方が高いようです。 

建築費は依頼するハウスメーカーや家の広さ、デザインなどによっても変わってきますが、土地を含めて考えると、東京で注文住宅を建てるとなると、郊外として考えても4,000万円以上、23区内に建てる場合は7000万円〜が必要ということになります。 
 

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費用を抑えても良い家を建てることができる  

住宅情報を集めていると、よく目にする「坪単価」というワード。 建物が建っている床の面積1坪(約3.3㎡)あたりに、建築費用がいくらかかっているのかということを示しています。 

一般的に「建物の本体価格 ÷ 延床面積」で計算され、単純に言えば、建物が3,000万円で面積が50坪の場合は坪単価は60万円となります。 しかしこの計算が非常にくせ者で、明確なルールがあるわけではないので、依頼するハウスメーカーや工務店によって大きく異なるのです。 

本体価格に備え付けの設備や駐車場などの外構費用など、一切を組み込んで計算するハウスメーカーも多く、東京では坪単価が100~150万円になるのが当たり前となっています。 

しかし、コストパフォーマンスに重きを置く「東京組」では、一般的な木造3階建ての住宅で坪単価85~90万円に抑えることに成功。 かつ標準仕様として、通常のハウスメーカーではオプションになるような建材を活用しております。

本質を見極めて余分なコストは全てカット、当たり前を覆す家づくりを目指しています。

そのような中、コスト面だけでなく質や技術にもこだわる「東京組」にぜひ足を運んでみてください。 

東京の注文住宅の価格費用はなぜ高いのか  

東京で注文住宅を建てる場合、全国的に見ても高額な費用が必要になることが分かりました。 では、結局は何がそこまで影響しているのでしょうか。 

それにもいくつか理由があるので、1つずつ見ていきましょう。 

土地の値段が高い 

先に紹介した通り、建築費に関しては首都圏と全国では平均額に300万円ほどしか差がありません。 

しかし土地付き注文住宅となると、そこには800万ほどの差が生まれます。 

つまり、東京を含む首都圏では土地の値段が注文住宅の購入費用に大きく影響していることが分かりますね。 

土地が狭い  

東京では1つの住宅ごとの敷地面積が全国的に見ても狭いと紹介しましたが、それが注文住宅の購入相場が高くなることにも関係しています。 狭い土地に設備の整った満足のいく住宅を建てるとなると、やはり3階建てが主流となってきます。 

2階建てや平屋などの一般的な住宅に対し、3階建てあるいはそれ以上の住宅を建てるとなると、通常よりも高い技術が必要となります。 

それと同時に、頑丈な基礎や構造、将来的な耐震性などを十分考慮して建設しなければならないため、その分の費用が上乗せされるのは当然の流れと言えるでしょう。 

また、引っ越しの場面を思い出していただくと分かりやすいと思いますが、上層階に物を運ぶ際は別途運搬料金がかかるのが一般的です。 それと同様に、階が高くなればなるほど建設時にも材料の運搬や工事がしにくくなるため、通常よりはコストがかかると言われています。 

世帯年収が高い  

厚生労働省が2019年に行った調査によると、世帯年収の全国平均が5,523,000円だったのに対し、東京の勤労者世帯における平均年収は8,081,616円となっています。 

もちろん地方に比べると物価が高いということもありますが、やはり支出項目別に全国と比較しても東京に暮らす人たちは居住費にかける費用も高い傾向があります。 

また、そういった人たちをターゲットにした会社も増えています。 

富裕層向けの会社が取り扱っている住宅は高価格帯のものが多いため、注文住宅を購入する際は色々な会社を比較・検討してから決めましょう。 

注文住宅を建てる際の土地探しについて  

今回の記事では東京の注文住宅の相場についてご紹介しました。

東京は日本でも特に地価が高く住宅の購入費が高くなりがちなので相場しっかり把握しましょう。
また注文住宅を考えている方は土地探しも予算に関わる非常に重要なことなので知っておくといいでしょう。
下の記事では注文住宅を建てる際の土地探しの方法について詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

注文住宅を建てる際の土地探しの方法は?購入の流れや土地の見極め方

会社を選べば東京でも費用を抑えて注文住宅が建てられる  

いかがでしたでしょうか。 この記事を読んでいただくことで、東京で注文住宅を購入する際の費用相場についてご理解いただけたと思います。 全国的に見ても、やはり都内に注文住宅を建てるとなるとそれなりの費用がかかります。 

しかし、東京組では品質を保ちながらいかにコストを下げるか、どうすればお客様にご満足いただけるかを日々考えながら提案させていただいております。 

東京で注文住宅をお考えの方は、ぜひお気軽に東京組までご相談ください。