【2024年最新版】東京の土地に強い工務店のおすすめ7選

住宅を建てる際、大手ハウスメーカーのほかに工務店という選択肢もあります。CMなどを実施し知名度があるハウスメーカーと異なり、工務店はエリア毎に無数に存在し、サービス・建築技術・デザインは千差万別です。

どのような工務店が人気かを知っておくと、自宅を建てる際に迷わずに済むでしょう。
工務店選びでお悩みの際に、ぜひ参考にして下さい!

注文住宅依頼時の業者の種類

最初に注文住宅を建築する際の、依頼先の種類を紹介します。

ハウスメーカー

自社ブランドを持って、全国規模で営業展開している住宅会社のことです。対応エリアが広く、各地域に営業拠点があります。ハウスメーカーが規定した規格があることが多く、完全に自由設計だと対応できない場合がございます。広告費などもかけているため価格は高くなる傾向がありますが、アフターメンテナンスなど付帯サービスなどが充実している場合があります。著名なハウスメーカーとしては、積水ハウス、ヘーベルハウス、三井ホーム、タマホーム、一条工務店などがあります。

工務店

特定の地域に密着して、住宅を建築する会社です。新築工事だけでなく増改築にも対応し、施主の要望に柔軟に対応できる特色を持ちます。地域に密着しているため、エリア特性に詳しく、建築力がある場合が多いです。ハウスメーカーの下請けなどをしている場合もあり、ハウスメーカーより建設費が安い場合が多いです。デザイン提案力が弱い場合もございます。

設計事務所

住宅の間取りなどの設計から、建築の施工管理も行ってくれる会社です。施主の希望や周辺環境を活かした、オーダーメイドの住宅提案を受けられます。設計がメインのため、デザイン提案力は強いですが、建築へのフォローに弱い場合がございます。

工務店のメリット・デメリット

工務店のメリット

住宅工務店には、以下のようなメリットがあります。

建設費用が安いな場合が多い

工務店は広告宣伝にお金がかからないため、一般的には建築費がハウスメーカーより安くすみます。マイホーム取得には建築費以外にもお金がかかるので、浮いた費用をほかの支出に回せます。

設計の自由度が高い

工務店の設計には特定のプランはない場合が多く、自由な設計が可能です。「子ども一人一人の個室を割り当てたい」「趣味のための部屋がほしい」など、施主の要望が叶いやすいのが工務店のメリットといえます。ローコストを売りにする工務店においては、設計に制限をつけている場合がございます。

担当者とコミュニケーションが取りやすい

ハウスメーカーはネームバリューに強みがありますが、地域密着の工務店には密なコミュニケーションが期待できます。営業担当だけでなく施工担当も自社で雇っている会社もあり、施主の要望が伝わりやすいといえます。ただし、担当者と施主には相性もあるため、工務店の見極めが必要です。

工務店のデメリット

住宅工務店には、主に以下のようなデメリットがあります。

長めの工期が必要

工務店に施工を依頼すると、完成までの工期が長くなる傾向にあります。ハウスメーカーのようなシステム化された施工管理ではないため、予定どおりに完成しない可能性も想定しておく必要があります。

工務店ごとに技術やサービスの差がある

多くのハウスメーカーの技術やサービスは「見える化」されていますが、工務店は会社ごとに差があります。複数の会社を比較し、納得できる工務店を選ぶことが大切です。

東京のおすすめ工務店(エリア別)

東京都心23区を「城東」「城西」「城南」「城北」に分けた際に、エリアごとの住宅工務店のおすすめをご紹介させていただきます。

城南:港区、品川区、目黒区、大田区の4区
城北:文京区、豊島区、板橋区、北区、荒川区、足立区の6区
城東:中央区、江東区、台東区、墨田区、葛飾区、江戸川区の6区
城西:渋谷区、新宿区、世田谷区、中野区、杉並区、練馬区の6区

この4つの区分けは、江戸城(現在の皇居)を中心として、それぞれの方角にある地域のことを指しています。
現在、皇居自体は千代田区に所在しているため、一般的にこの四つの区分けでは千代田区を含めない22区を分類します。

工務店は営業拠点を複数持っていない場合が多く、本拠地から遠くなればその分、管理経費が上がるため本拠地から近いこともポイントになります。
また、住宅においては自治体ごとに建築条件や補助金の制限など異なる場合があるため、地域密着工務店については得意なエリアを確認することがオススメです。

城南エリアのおすすめ工務店

東京組

世田谷区、目黒区、品川区を中心に社歴30年、累計6300棟以上を設計施工している住宅工務店です。複数の設計事務所と提携しており、施主のイメージにあった住宅をデザイン、建設できることを強みにしています。建材開発にも力をいれており、防音断熱性にすぐれた木製サッシなどを自社開発しております。

>>東京組の施工事例を見る

*本メディアは戸建てライフ編集部(東京組が運営しております)が運営しております。

城北エリアのおすすめ工務店

BLISS

文京区を中心に、千葉や横浜エリアなどで、狭小住宅に強みをもつ工務店です。年間300棟の実績を持ち、オリジナルのデザインシリーズも展開しています。

リクレホーム

リクレホームは、都内で木造住宅や鉄骨仕様の家づくりを得意とする工務店です。文京区を中心に、都内でのエリア展開しています。地域に合った暮らしを一緒に考え、おすすめのプランや価格を提供してくれる工務店です。

城東エリアのおすすめ工務店

土手加藤材木店

明治26年、東京都台東区浅草で材木店として創業したとて加藤材木店は、木造耐火の注文住宅など「受け継がれる家」を提供しています。

田中工務店

江戸川区を中心に活動する、東京では珍しくなった木材加工場を持つ工務店です。加工場では精密で複雑なものづくりが可能となり、様々な施策を行っています。独自に仕入れた多種多様な木材も保管しており、無垢の1枚板などをお手頃価格で提供。また自然素材の良さを知っていただくため、事務所3階に木材・自然素材・断熱などの常設展示場を設けたり、家づくりセミナーを行ったりしています。

城西エリアのおすすめ工務店

ジェネシス

吉祥寺に本社をもち、武蔵野市、三鷹市、練馬区、杉並区などを中心に展開する工務店です。プライバシーに配慮した窓の配置に特徴があり、明るく開放的な室内空間を実現しています。

ホープス

ホープスは、都内での狭小住宅を建設する工務店です。都内は土地代も高く、建物が密集しています。一般仕様の家を建てるには、土地代と住宅費用もかかるでしょう。都内で「理想の場所に狭小住宅を建てる」という、快適な暮らしを提案してくれます。

まとめ

ハウスメーカーと工務店の大まかな違いと、東京の各エリアごとの木造戸建てで実績のある住宅工務店を7つ挙げさせて頂きました。参考にしていただければ幸いです。